プロの現場に不可欠な「データ主権」と世界基準のセキュリティ
PIX4Dのソリューションが、いかに高精度で空間をリアルに再現できるかはこちらの記事で紹介しました。しかし、3Dスキャンの精度がどれほど高くても、そのデータが不透明な環境で処理・保管されていれば、企業のコンプライアンス基準を満たすことはできません。多くのモバイルアプリがセキュリティ面を曖昧にしている中、PIX4Dはプロフェッショナルの要求に応える堅牢なデータ管理体制を提供しています。
*当社の各種認証および管理プロセスについては、こちらをご参照ください。
- 国際規格 ISO/IEC 27001 認証やSOC2 Type 2 の信頼
写真測量用のソリューションを提供しているPIX4Dは、高解像度の航空写真やインフラの3Dモデルといった、極めて機密性の高いデータを扱います。そのため、PIX4Dがデータセキュリティの国際規格に準拠していることは、非常に大きな意味を持ちます。
まず、PIX4Dは情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格で ある「ISO/IEC 27001」を取得しています。この認証は、技術的な対策だけでなく、社員教育や物理的なオフィスセキュリティ、データのバックアップ体制など、組織全体の運用が審査対象です。これにより、一過性ではない継続的な安全性が保証されます。情報の機密性・完全性・可用性を高い水準で維持しており、官公庁や機密性の高い建設プロジェクトでも安心してお使いいただける体制を整えています。

加えて、PIX4Dはクラウドサービスが「実際に、継続して安全であること」を証明するSOC2 Type 2(System and Organization Controls 2 Type 2)を取得しています。Type 1が「ある特定の時点」でのセキュリティ設計が適切かを評価しているのに対して、Type 2は「一定期間(通常6ヶ月〜1年)」にわたり、セキュリティルールが実際に正しく運用されていたかを評価します。この認証により、PIX4Dのセキュリティが継続して安全であるこ とを第三者機関が保証しています。北米市場をはじめ、SaaS(クラウドサービス)を導入する際の標準的な判断基準としてSOC2が採用されています。
- 欧州一般データ保護規則(GDPR)を世界標準に
スイスに本社を置くPIX4Dは、世界で最も厳しいデータ保護規則の一つである「GDPR(欧州一般データ保護規則)」に準拠する責任があります。
PIX4Dが扱う高解像度のスマホ画像やドローン画像には、個人の顔や車のナンバープレート、自宅の住所などが写り込むことがあります。また、これらの画像に付随して位置情報が含まれることがあります。これらはGDPRにおいて重要な「個人データ」と見なされます。PIX4Dは、厳しいGDPR基準を遵守することで、これらのプライバシーを適切に保護します。

GDPRは欧州の法律ですが、PIX4Dはこの基準を欧州に留めず全世界のユーザーに適用することで、どの国の企業でも法的な懸念なくソリューションを導入できるようにしています。
- クラウドの透明性:リージョンの選択やインシデント管理
PIX4Dのクラウドプラットフォームでは、解析データの処理・保存先となるデータセンターのリージョン(日本、米国、欧州など)をユーザー自身が選択可能です。日本国内のユーザーはデフォルトで日本国内のサーバーが適用され、データ処理および保管はすべて日本国内で行われます。「データがどこの国で処理・保存されているかわからない」といった不安を解消し、企業のデータ主権を完全に守ります。
また、インシデントの発生やクラウドの稼働状況は、常に監視されており、随時公開されています。ユーザーは常に最新の稼働状況について知ることができます。PIX4Dのサービスは常に100%に近い稼働率を維持しておりますが、万が一インシデントが発生した際はいち早く最新状況を知ることができます。また、インシデント発生時には、PIX4D社内の厳格な管理基準によって、お客様のデータを守ります。
- 「クラウド強制」ではない柔軟なワークフロー
スマホ測量アプリの多くは、インターネットを経由してすべてのデータをクラウドにアップロードしなくてはならない仕様が多いです。一方で、PIX4Dのソリューションは必ずしもクラウドにデータを保管する必要はありません。PIX4Dではスマホで計測したデータのデスクトップ(ローカル環境)のPIX4Dmaticで処理することにも対応しており、クラウドを使用せずにクラウドと同等以上のアウトプットを作ることができます。
加えて、一切の外部通信を許さない環境向けに、PIX4Dmaticの「オフラインライセンス」も用意しています。これはラ イセンスキーを処理PCのMACアドレスに紐づけることで、認証時のインターネット接続すら不要にするものです。秘匿性の極めて高い現場データも、外部へ通信することなくローカル環境のみで完結させることが可能です。
まとめ:信頼という「精度」が、ビジネスを加速させる
空間計測における「精度」とは、単に3Dモデルの数値が正しいことだけを指すのではありません。そのデータが「いつ、どこで、誰によって、どのように守られているか」という透明性こそが、現代のプロフェッショナルが求める真の精度です。
PIX4Dが提供するのは、単なる解析ツールではありません。
- 国際規格(ISO 27001 / SOC2 Type 2)に裏打ちされた堅牢な管理体制
- GDPR基準による徹底したプライバシー保護
- 国内サーバー選択やオフライン処理による確固たる「データ主権」の確保
これらを完備することで、法規制やコンプライアンスの壁を越え、皆様が本来の業務である「現場の革新」に100%集中できる環境を整えています。
データの安全性に妥協せず、次世代の測量ワークフローを共に築いていきましょう。



